だいたい正しそうな司法試験の勉強法

30代社会人。「純粋未修」で法科大学院に入学し、司法試験に一発合格。勉強法・書評のブログです。

刑法の基本書・判例集・演習書リスト

筆者がおすすめする、刑法の基本書・判例集・演習書のリストです。書評は簡単なものです。

ケースブック行政法〔第6版〕と行政法判例の学習方法

司法試験お役立ち度85%、ひとことで言うと「行政法の判例集は絶対にこれ!」。正直に言ってハイレベルな判例集です。しかし、腰を据えて取り組めば、「判例を読むだけで答案が書けるようになる」、素晴らしい本です。「ケースブック行政法〔第6版〕」の書評…

試験対策の勉強法-山かけのススメ

定期試験、司法試験などあらゆる試験では、「真剣な」山かけをオススメします!出題者の出題傾向、出題趣旨を分析する山かけは、たとえあたらなくても、有効な勉強法です。山かけの方法、効用を記事にしてみました。

Law Practice 商法〔第4版〕と平成30年司法試験商法

司法試験お役立ち度90%、ひとことで言うと「これとリークエで商法は完璧」。苦手な受験生が多い商法ですが、基本的な事項を正確に押さえるのが重要です。その用途に最も適していると思われる、「Law Practice 商法〔第3版〕」の書評です。

基本事例で考える民法演習と、高い問題意識

司法試験お役立ち度60%、ひとことで言うと「問題意識を拾うための演習書」。民法の演習書は「定番」がないので、ハイレベルな本書を基礎的な演習書と組み合わせて使うことをオススメします。「基本事例で考える民法演習」の書評です。

答案作成と、わかりやすい文章

後輩の答案添削をしていると、「正しいか、正しくないか」の問題以前に、「そもそも何が言いたいかよくわからない」文章によく出会います。司法試験には、法的三段論法、正確な法律知識、結論の妥当性など、必要とされる要素がたくさんありますが、それにも…

憲法判例の射程と「判例で書く」ためのインプット

司法試験お役立ち度95%、ひとことで言うと「憲法の判例集の決定版。必読。」「判例で書く」ためには、判例法理の射程を意識してインプットしなければなりません。司法試験対策には、本書を繰り返し読むことをおススメします。「憲法判例の射程」の書評です。

働きながら司法試験を目指す1(時間・コスト編)

司法試験に合格するためには、どれくらいの勉強時間が必要か?実際に、仕事を辞めて法科大学院に入学し、3年間で一発合格した筆者が「働きながら司法試験を目指す」ことの現実的な可能性を検討してみました。

特許法入門

司法試験お役立ち度80%、ひとことで言うと「安心安全な特許法の基本書」。司法試験の特許法は、本書か、高林先生の「標準特許法」が定番でしょう。やや古いのが気になりますが、本書はまだまだ使えます。「特許法入門」の書評です。

勉強するモチベーションの維持

「嫌なら辞めなさい。勉強は贅沢なんだから。」という林修先生のお言葉に激しく同意します。が、反対に、勉強を好きになるには一定度勉強を続ける工夫も必要です。勉強のモチベーションを維持する方法を色々と考察します。