今日は勉強グッズのご紹介、後半です。なお、前半は、こちら。
6. フリクションのマーカー
私は昔から読書が好きで、「本をマーカーで汚すなんて信じられん!」という考え方でしたが、法律の学習を開始後数ヶ月でその考えを捨てました。マーキングは、効果的に情報をインプットしていくうえで、有用だと思います。マーキングの方法等は、「基本書の読み方」の一つとしてまた別の機会に記事にします。
さて、初学者の段階では、マーキングする箇所がてんで間違っていたりするので、マーカーは消せるフリクションの方が良いです。
なお、紙質やインクによっては、付属のゴムで消すと黒く汚くなる場合があります。そういうとき(慣れると印刷をみてわかるようになる…)は、アイロンで消すのがオススメです。
7. ブックカバーフィルム
法律の学習に限らず、気に入った一冊を何度も通読し、繰り返し読むことは重要です。理解度や、記憶への定着度が段違いに変わってくると思います。私も、各教科4冊くらい(基本書、判例集、演習書、論証集的なノート)は何度も読み返していました。このような「メインウエポン」は自然とボロボロになっていってしまう(むしろボロボロにすべき)ので、購入したらカバーフィルム等でカバーしておくことをオススメします。このフィルムは、貼りやすくて丈夫、見た目もキレイなのでオススメできます。
8. A5のバインダー
上記の「メインウエポン」の中で、最終的に最も重要となるのは「論証集的なノート」(以下、面倒なのでまとめノートという)です。知識の源、という意味で重要なのは当然基本書ですが、基本書はいかんせん情報量が膨大です。勉強の最終段階(司法試験の1年~半年前)は、自分なりに知識を見やすくまとめてノートを作りつつ知識を整理していく作業がメインとなるでしょう。また、まとめノートは受験会場で知識を再確認することにも役立ちます。
まとめノートは、市販・既存の論証集をベースに、これを改訂する(加算法)のが手っ取り早く、オススメです。伊藤塾さんであれば、論ナビとかですかね。私は予備校を利用していなかったので、
等を購入し、これをバラバラに裁断し、後述のパンチでルーズリーフ化して、A5のバインダーに綴じていました。不要なページは削除し、情報が足りない場合は新たなページを追加でき、便利です。
※2019年11月16日追記 まとめノートについては下記記事もご覧ください。
9. ルーズリーフパンチ
おなじみのカール事務器のパンチです。残念ながら、A5のルーズリーフ化ができるものはあまり売られていません。じゃあB5で良いような気もしますが、私はA5にこだわっていました。百選・重判を除けば法律書はほとんどA5ですから、見慣れたA5の方が脳にスムーズに入る気がした、という非科学的な根拠でしたが。
10. 卓上加湿器
1日10時間以上、2~3年間勉強し続けるために、健康管理はとても重要です。基本的には(自習室などの)机の前で過ごす時間が長いので、私は卓上加湿器を愛用していました。冬はもちろん、夏も冷房でかなり乾燥するので、適度に加湿することは風邪予防に効果的です。
加湿器も色々と種類がありますが、要件としては、①超音波式の方が静かなため、周囲に迷惑をかけないと思います。次に、自分の机の周りだけを50%程度の湿度にするには、②加湿量は300ml/hもあれば足ります。要するに、空気中に超音波で水分を飛ばす機械に過ぎないので、③安ければ安いほうが良いと思います。